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場面:海岸の道 訓練場・海岸 /季節:昭和20年秋
この日はとにかく・・・寒い。
寒いのに雨と風が容赦なく、薄着のエキストラに襲いかかります。
そんなエキスラを心配して、控え室にはあちらこちらに、ストーブが。待ち時間を使って、助監督の方々が、どういうシーンの撮影か?どんな演技をして欲しいか?年配者から聞いた当時の話などをエキストラの方にしていました。エキストラの方々に気を使うスタッフの姿に「なんだかいいなぁ〜」と思える現場でした。

  ■ニックネーム:TUMOさん

下関市の山陰本線川棚温泉駅から、2キロばかり離れた海岸に建てられた、大がかりなオープンセットでのロケのエキストラに、幸運にも参加する機会を得ました。

一帯は、この映画のためにあると思われるほど、エメラルドグリーンの美しい海です。 戦争が終わって間もない頃の海辺のシーンで、10人位の村人たちとのエキストラでしたが、初めての経験でしたので、皆さんに迷惑をかけまいとかなり緊張しました。
「本番 ヨーイ」 カッチン 生憎の空を見上げながらの撮影。監督さんはじめ、俳優さん、スタッフの皆さん苦労をしておられ、それが伝わってくるだけに、この声を聴くと思わず息を止めてしまいます。

佐々部映画はどれもすばらしいのですが、『出口のない海』は、私にとって特別な作品となりました。